こんにちは、nico designの西村です。
生活しているとものが増えますよね。
収納をたくさん作れば問題なし!!と思われがちですが
単に数多く作れば解決するわけではありません。
ひと昔前の住宅に多く見られるのですが
和室が多いということもあり、収納が押入という例をよく見ます。
しかも奥行が90cm...
和室ならば布団をしまうのである程度の奥行は必要ですが
奥行がありすぎるとついついものを詰め込んでしまいます。
奥の物が取り出しにくくてどこにしまったかわからなくなったり
不要なものまでためこんでしまうことも。
収納もあちらこちらに作りすぎると管理も大変!!
逆に少なすぎると家具を置くので部屋が狭くなったり
ごちゃごちゃして見えたりという問題も出てきます。
生活感をあまり出さず、スッキリとした居住空間だと
掃除もしやすいし急な来客時でも慌てなくても済みますよね(#^.^#)
先日リフォームさせていただいたご自宅は減築しました。
減築したら余計に収納に困ってしまうんじゃないの!?
と思われそうですが工夫しだいで逆にスッキリ快適な空間になります♪
LDKです。左側のリビングの奥の壁の裏側、実はリビングクロークなんです(^^)/
本やリビングに置きっぱなしにしがちな郵便物や雑貨などここに収納できます。
来客時、コートや荷物なども一旦ここで預かることもできます。
右側のキッチンの前にも一つ、ここは掃除機などLDK全体で使用するものを収納。
部屋の真ん中にあることでわざわざ奥から引っ張り出してくるめんどくささも解消されます。
こちらはキッチン横のパントリー。
元々押入でしたが、空間を縦に割り奥行が浅めの稼働棚を設置。
人が通るスペースを作り収納したものを出し入れやすくしています。
パントリーがあることで余計な家具を置く必要もなくキッチンも広く使うことができます。
使う場所の近くに収納を作り、片付ける定位置を決める。←生活動線を考える
デッドスペースを収納で全部埋めてしまおうとしない。←ものが行方不明になりがち
ものを管理しやすくなることで重複して買うことも防げますし
必要不必要か判断もしやすくなります。
そして使った後の片付けや掃除も楽♪
結果スッキリとした空間を保つことが出来ます。
生活スタイルや手持ちのものの量を考えて収納を作る。
これからリフォームや新築される方に是非参考にしていただけたらと思います(*’ω’*)